vol.066 中国人と暮らす

「聴力、会話力は、聞いた量、話した量に比例する」

語学習得の鉄則です。
文法知識を詰め込むだけでは、
学者にはなれても中国語ユーザーにはなれません。



では、どうすれば聞く量、話す量を増やせるか。



一つは、授業中の発言回数を増やす。

文法だろうが作文だろうが、
あらゆる科目で聞き、話す。
つまり、
授業科目に関係なく、
聴力、会話力の養成に注力する。



もう一つは、互相学習。

以前お話した、
日本語を学ぶ中国人との相互学習です。
せっかく留学したんですから、
毎日やるべきです。



そしてもう一つ。

●中国人と一緒に暮らす



ごく一部の大学ですが、
中国人学生用の寮で、
彼らと一緒に暮らすことができます。

朝から晩まで中国人と一緒。
部屋での会話はすべて中国語。

これは確実に力がつきます。



ただ、一つ問題があります。
住環境です。



中国人学生寮って、
1つの部屋に4～8人同居です。

2段ベッドの上が寝るスペース、
下に机が置いてあって、そこだけが個人スペース。
プライベートなんてあったもんじゃない。

エアコンもテレビもありません。
トイレ、シャワーは共同。
洗濯機がないので選択は手洗い。

ちょっとねぇ。
特に社会人にはハードルが高いですよね。
（学生さんはぜひチャレンジを！）




そんな人のために、
これまたごくごく一部の大学ですが、


●留学生寮で中国人学生と同居


こんなことができる大学があります。



留学生寮の2人部屋で、
ルームメイトが中国人学生。

留学生寮ですからね。
エアコンもバストイレもあります。
快適な住環境で、
中国人と一緒に生活を送れます。




もう一つあります。
ホームステイです。


欧米と違って中国ではホームステイは普及してません。
ですが一部の大学ですが、ホームステイが可能です。

多くは大学の教職員の家庭がステイ先。
言葉以外に中国人の一般家庭の生活を体験できる。
こういう留学も悪くないですよね。




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【今週のまとめ】
1) 中国人学生との同居は会話力向上の特効薬
2) 留学生寮で同居できる大学もある
3) ホームステイも一部の大学で可能
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